もともとWindows VistaだったWindows7のノートPCをWindows10にアップグレードしてみました。Windows7 32ビットです。最初はクリーンインストールして64ビット化しようと思ったのですが面倒なので32ビットのままアップグレードしました。
NECのPC-LL850JGというWindows7へのアップグレードも公式サポートされていない2007年発売の古いPCです。「Windows 10を入手する」からインストールを進めようとしても、ATI Radeon Xpress 1250がWindows10対応でないと怒られアップデートが出来ません。
そこでマイクロソフトのWindows 10 を入手するから「USB、DVD または ISO の作成が必要な場合」の「ツールを今すぐダウンロード」をダウンロードしてセットアップを開始します。やはりATI Radeon Xpress 1250のエラーがでますが「確認」クリックすると・・・
インストールが開始されます。
アップグレードインストールが無事終わりWindows10が起動します!
がしかしディスプレイアダプターが「Microsoft基本ディスプレイアダプター」になり解像度も1024×768までしか選ぶことが出来ません。
そこでATI Radeon Xpress 1250のドライバーを探します。しかしWindows10のドライバーは無い様です(Windows8.1も)Windows7用のドライバーをここでダウンロード出来ました。ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストール開始直前まで進んだら「キャンセル」をクリック
保護がはたらきますが「詳細情報」をクリックして
「実行」をクリックします。
「はい」をクリック
解凍が始まります
解凍が終わりインストール画面が出たら「キャンセル」をクリック
「はい」をクリックしインストールマネージャーを終了(これでc:\ATIにドライバーが解凍されます)
「デバイスマネージャー」→「ディスプレイアダプタ」→「Microsoft基本ディスプレイアダプター」をダブルクリックして「ドライバー」のタブを開き「ドライバの更新」をクリック
「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリック
「C:\ATI」を指定し「次へ」をクリック
ドライバーのインストールが始まります。
「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」の画面が出るので「インストール」をクリック
「ドライバーソフトウェアが正常に更新されました。」の表示が出たら「閉じる」をクリックする
「はい」をクリックして再起動する
再起動後「ディスプレイアダプター」が「ATI Radeon Xpress 1250」になり「ディスプレイのカスタマイズ」で1280×800が選べるようになれば成功です。
※あくまでうまくいった一例ですので試す場合は自己責任でお願いします。念の為にデータのバックアップもお忘れなく。
at your own risk.