6月7日に公開されたGALAXY NEXUS SC-04Dのアップデートが提供開始になりました。
アップデート後にrootが取れるかなどググってみましたが「rootを取ったままアップデートしたらroot権限残ってた」とか「root取っているとアップデートが飛んでこない」とか微妙な情報しか無かったので文鎮化覚悟でなってみました人柱!
アップデート前のroot化も自分は最近だったのですが「Unlock Root」というツールでワンクリックで簡単に取れてました。(rootを取ってもの「SetCPU」でクロック落として電池の持ちを良くしていたのと「FuckDocomo」でSIMロックを解除出来るかを試しただけでしたけど。)
アップデートする前にまずはバックアップを完全にとります。
失敗したら何もかも消えてしまいますので慎重にやります。
「rootを取ったままアップデートしたらroot権限残ってた」というネット上の情報を信じてアップデートのボタンをタップ!
アップデートが始まります。(この時にはブログネタにしようという頭が無かったので写真がありません)
アップデートが終わり再起動・・・・・立ち上がって来て画面ロックを解除すると
あら「Superuser」アイコン有るじゃないですか!書き込み信じて良かった!
と思っていたら「SetCPUがスーパーユーザー権限の取得に失敗しました」と・・・・・。
「Superuser」アイコンだけかよ・・・・。
気を取り直して「Unlock Root」で再度root化を試みますがアップデートでこのツールは対策が取られたのかroot権限の取得は出来ませんでした。
もう一度ググてみましたが、やはりアップデートが提供されて日が浅いので情報があまり有りません。一つだけ解ったのがアップデートが提供される前の情報ですが、「Galaxy Nexus Toolkit」というソフトを使うとroot化が簡単に出来そうだと言う事です。
もっとはやくこんなツールが有る事に気が付けば良かったのですが、これはかなり便利ですね「Backup」「Restore」「Unlock」(←注これはブートローダーのアンロックですSIMロック解除では有りません)「root」おいおい全部これで出来そうじゃないか・・・・
念のため「Backup data/media」「create Bakup File」のボタンを使い再度バックアップを取りました。
「Yor model type」の所は「GSM Model – YAKJU-MAGURO: Android 4.0.4 – Build: IMM76I 」を選択しました。アップデート後のビルド番号は「IMM76K」なので最初は該当するものがないので「GSM Model-Custom ROM」でやってみましたがうまくいきませんでした。
「CDMA/LTE Verizon Model – MYSID-TORO: Android 4.0.4 – BuidIMM76K」という項目がありますが、SC-04DはCDMAでも無ければLTEもありませんしもちろんベライゾンで販売されていません。GSMのIMM76Iの選択でうまくいったのでこちらは試していませんがやめた方がいいと思います。
あそうそうroot取るような人だったらわざわざ書く必要も無いと思いますが「USBデバッグ」オンにしてください、あと「提供元不明のアプリ」も許可にしておいてください。
まずはブートローダーのアンロックをしないといけません。SC-04DをPCと繋ぎtoolkitの「Unlock」ボタンをクリック。「Unlock Introduction」というウインドウが開くので「OK」をクリック、コマンドプロンプトが開き1~3までの選択肢が出ると思うので「1」を選択しSC-04DがFastbootの画面になる
「Unlock bootloader?」という画面に変わるまで待つ、ボリュームアップキー」を押し「Yes Unlock bootloader(may void warranty)」を選択し電源ボタンを押す
【↑↑※注:ブートローダーのロックを本当に解除するのか?おまえのデーターも全部消えちまうぞ!保証も無くなっちまうけどいいのか?(と聞いている画面なのでくれぐれも・・・)↑↑】
ブートローダーのアンロックが終わるとSC-04Dが再起動しますが、アンロックされた証拠に起動中の「Google」のロゴの下に南京錠のマークが出ます。root取っているのが起動でもバレバレになっちゃいますね・・・・。
立ちあがってきたらブートローダーアンロック済み&初期化済みです。
さて前準備が出来た所でいよいよroot化です。
Toolkitの今度は「root」のボタンをクリック「Root(GSM/HSPA+)+Don’tFlash CWM Recovery」の画面で「OK」をクリック
コマンドプロンプトで1~3の選択肢が出るので「1」を入力少し待って再度コマンドプロンプトが出るのでもう一度「1」を入力「Superuser」の転送が始り、終わると「続行するには何かキーと押してください・・・」と出るのでEnterでも押す
立ちあがって来るとrootが取れている筈です。
めでたしめでたし(^O^)
ここで浮かれてばかりで無くデータを復元しますToolkitで取ったバックアップを「Restore」の「Restore data/media」「Restore Backup File」から復元します。
SetCPUも動きますしテザリングも出来るようになりました。Xi契約か定額データプランだと定額でテザリング出来ます(ゴニョゴニョすればパケホーダイフラットでも5460円で出来るのでしょうが・・・)。自分の使っている端末で最新のアップデートがかかっていてrootも取れているというのは気分がいいものです
因みにSetCPUは問題無く動くようになりましたが、Fuckdocomoは対策が取られたのか(IMEIを変えない方しか試してませんが)アプリ自体は動作するのですが、ソフトバンクのプリモバイルSIMを入れて電源を入れても解除キーの入力画面になってアンロック出来ませんでした。自分は海外に行くことも無いですしソフトバンクの回線をわざわざNexusで使おうとは思いませんのであまり気にしてません。
※お約束ですが一応書いときます。
ここに書いてある事を真似してSC-04Dが壊れる等何らかの問題が発生してもサイトの管理人含め誰も助けてはくれません。端末の保証も無くなります(有料になるのではなく修理拒否になるようです)やるなら自己責任で何が起きても泣かない覚悟が必要です。合言葉は「Your Own Risk!」w